低所得でも塾なしで子供2人を県外国立大学に進学させている母ちゃんのブログ

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空間認識能力を鍛えることは勉強より大事!生活力ある人生を子どもに与えるために!

      2020/02/10

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『非認知能力』とともに、人間にとって備わっていたら、非常に有効な能力が『空間認知能力』と言われています。

 

以前も、『子どもの空間認識能力を鍛えることが、将来社会で強力な武器になる!』という記事を書きました。親として、子どもには可能性のある人生を歩んで欲しいですよね!『空間認識能力』について再度書きます。

 

はじめまして!管理人のぐりんです。当ブログにお越し頂き、ありがとうございます!はじめてお越しの方は、こちらの『はじめての方へ』をお読み下さい。

 

『空間認識能力』とは?

 

球技等で狙った場所にボールを当てることや、飛んでくるボールを掴むこと、もしくは二次元に描写された地図を見て、その地形の構造を把握する能力、これが空間認識能力に当たる。

生物が生きていくのに必要な、外敵から身を守ったり、迫り来る危険の度合いを測定するといった能力も、空間認識能力に関係するといわれる。

出典:Wikipedia

 

空間認識能力が、幼少からの運動や外遊びと深い関連があるのは、上記の説明文を見てもよく分かります。本来、人間も太古は動物と同様に狩猟をして食べ物を得ていましたので、本能として誰にでも備わっている能力だと思います。

 

とするなら、鍛えたら鍛えた分だけスキルアップできる能力と言えます。

 

世界的に有名なノーベル物理学賞受賞者の中村修二氏は、高輝度青色発光ダイオードを発明・開発することで、青色LED製品化に貢献して、多大な功績をあげられました!。

 

中村氏は、愛媛県の小さな海岸の町で生まれ、自然豊かな山や海の中で子ども時代を過ごしました。小さい頃から、数学・物理・図画工作・美術が得意だったと言われています。中村氏はかなり空間認識能力が鍛えられていたようです。

 

中学・高校の6年間は、バレーボール部で活動し、決して勉強優先ではありませんでした。幼少期に自然の中で外遊びしたり、部活動と勉強の両立を続けたことで、自立精神が養われ、多大な功績を残す原動力になったようです。

 

世界的・日本的にも著名な方々で、幼少期に外遊びをしていた人は多いと思います。

 

現代の子ども達は、外遊びや運動より、家の中でゲームやスマホばかりする傾向にありますので、親も一緒に外遊びしたり、運動をさせたりして、意識的に子どもの能力を鍛えることが必要です。

 

『空間認識能力』で学力もアップ?

 

空間認識能力は、視覚・聴覚など複数の感覚器の協力で成立し、右脳によってコントロールされる。

出典:Wikipedia

 

『空間認識能力』を鍛えることで、勉強などの学習効果も期待できます。右脳が発達していき、イメージ力が豊かになり、想像や思考という分野にも効果が期待できるそうです。

 

数学や理科の問題では、その問題の意図を三次元でイメージすることで、問題の根本を理解することができます。イメージ力=空間認識能力とも言えそうです!

 

『空間認識能力』は生活力?

 

バーバラ・ピーズの世界的大ベストセラー『話を聞かない男、地図が読めない女』では、女性は空間認識能力が低い傾向にあるため、地図を見ても、三次元にイメージすることを苦手にしている人が多いとされます。

 

人間が生活していく上で必要なイメージ力=空間認識能力を幼少期からどんどん鍛えることで、人生の可能性が広がっていきます!

 

料理を作ったり、掃除をしたり、物を整頓したりすることも、空間認識能力につながっています。

 

料理は、全体像をイメージして、1品1品の時間配分と手順を時系列に組み立てる能力が必要です。イメージできなかったら、時間配分を間違ったり、思う通りの料理が作れないかもしれません。

 

物の整頓も、押し入れの中や引出しの整頓などに対して、何をどのようにして詰め込めばいいか、イメージできなければ整頓することができません。

 

つまり、『空間認識能力』があることで、仕事も家事もうまくこなせられるのです!幼い頃、親が商売していたこともあり、学校から帰宅してから暗くなるまでずっと外で遊んでいました。

 

川を逆流して進んで行ったり、山の中を探検したりする危険な遊びもよくしました。近くの公園の遊具や縄跳びやゴムひもの遊びもよくしました。一番大好きだったのは、球技でドッジボールは男子よりうまかったです。

 

気がついたら、いつもうす暗くなっていて、慌てて家に帰って、親に怒られたことも多かったです。今は、物騒なので、そこまで子どもが外遊びするのはおすすめできませんが、その影響からか、私は料理も収納も、手芸や編み物も洋裁も嫌いではありません。得意な部類です。

 

ぜひ、子どもの『空間認識能力』『非認知能力』を鍛えて、社会の荒波をスイスイ泳いでいける力=生活力をつけさせて下さい!

 

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