子どもの空間認識能力を鍛えることが、将来社会で強力な武器になる!
2020/06/18
空間認識能力とは、瞬時に、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のことです。子どもの今後の人生において、必要になってくる空間認識能力の話をしたいと思います。
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空間認識能力とは?
たとえば、野球で狙った場所にボールを飛ばしたり、ヒットしてどこに飛んでくるか分からないボールをキャッチしたりすることや、平面的な図を見て三次元に構築する能力など、こういったことを空間認識能力といいます。
また、生きていくのに必要な外敵から身を守ったり、迫り来る危険の度合いを瞬時にキャッチするといった能力も、空間認識能力に関係するといいます。
この能力は視覚・聴覚とも関係していて、主に右脳によってコントロールされています。一般的に空間認識能力は女性よりも男性の方が優れています。
原始から、男性は外で狩猟をして、外敵から身を守ることが必要だったため、DNAに刷り込まれている本能だと思われます。
空間認識能力の特徴とは?
以前、『話を聞かない男、地図が読めない女』という本が大ベストセラーになりましたが、まさに地図が読めないというのは、空間認識能力が低いという表れだと思います。
子ども達の勉強面も同様で、「漢字の組み立てが分からない」「図形問題がまったく理解できない」「数学がイメージできない」ということも、三次元でイメージすることの能力が低い表れです。
また、意外と女性に『片づけられない』『料理が苦手』という人が多いのも、空間認識能力が低いという特徴ではないでしょうか。家事は、日々の生活において様々な時間の制約があり、その中で瞬時に判断してテキパキこなしていく能力が必要となります。
この能力はビジネスにおいても、高いスキルを発揮することができます。優れた経営者や管理職などは、比較的この能力が高い傾向にあり、物事の全体像を瞬時に把握し、本質を見抜くことに長けていると言われています。
空間認識能力の鍛え方とは?
では、この空間認識能力はどうやったら鍛えることができるのでしょうか?
空間認識能力を鍛えるのは、小さい頃から運動したり、外遊びをすることが、とても重要です。
特に、野球・バスケットボール・サッカーなどの球技で鍛えられていくので、小学校や中学校の休み時間や部活動で、こういった運動を積極的に行わせたいものです!
でも、『うちの子はゲームしかしない』『外遊びはキライで・・・』という、お子さんもいるかもしれません。
空間認識能力は目を開けている状態よりも閉じている状態の方が、活発に稼働すると言われているので、家の中で何気なく行なっている作業を、両目を閉じてゲームのようなことをしても鍛えることができますので、家族で楽しみながら鍛えていきましょう!
生活や社会でとても強力な武器になる空間認識能力!ぜひ、お子様に小さいうちから身につけさせてあげたいですね!