低所得でも塾なしで子供2人を県外国立大学に進学させている母ちゃんのブログ

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人間万事塞翁が馬!子育てママに贈りたい言葉!

      2020/06/18

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子育て中には、色々なことが起こります。出産した時には、ただ健康であればいいと願っていたのに、成長するにつれ、親の願いは底なし沼のように拡大していきます!

 

時には、子どものことを不本意に思うようなこともあるでしょう!そんな時は、人間万事塞翁が馬ということわざで乗り切ってほしいです!

 

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はじめまして!管理人のぐりんです。当ブログにお越し頂き、ありがとうございます!はじめてお越しの方は、こちらの『はじめての方へ』をお読み下さい。

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『人間万事塞翁が馬』とは?

 

『人間万事塞翁が馬』(にんげんばんじさいおうがうま)という中国の故事があります。

 

昔、中国北方の塞(とりで)近くに住む占いができる塞翁と呼ばれる老人の馬が、胡という地方に逃げてしまった。人々が、老人のことを気の毒がると、老人は「そのうちに福が来る」と言った。やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。

 

人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言った。すると胡の馬に乗った老人の息子は、落馬して足の骨を折ってしまった。人々がそれを見舞うと、老人は、「これが幸福の基になるだろう」と言った。

 

一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり若者たちはほとんどが戦死した。しかし、足を折った老人の息子は、兵役を免れたため、戦死しなくて済んだ。

出典:『准南子』人間訓

 

『人間万事塞翁が馬』とは、人生における幸不幸は予測しがたいということで、幸せが不幸に、不幸が幸せに転じるか分からないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないという例えだそうです。

 

『人間万事塞翁が馬』我が家の場合

 

我が家の子供たちは、小さい頃からとても病弱でした。長男は、3歳でぜんそくを発病して入退院を繰り返していました。ぜんそくが持病だと免疫力が下がるため、色々な病気に感染しやすくなり、3年ほどは病魔との闘いの日々でした。

 

普段から、ちょっとした刺激で気道が炎症しやすく、気道の狭窄により、呼吸しづらくなり、発作や咳が止まらなくなり、大発作が起きたりしていました。

 

また、自家中毒という周期性嘔吐症という病気をよく引き起こしていたし、ウィルスが原因の急性胃腸炎マイコプラズマ肺炎・O111など、周りが誰もかかってない感染症にも、よく感染していました。

 

いつも病院通いをしている状況の中で、終わりが見えない病との闘いに、私もいつも疲れていたように思いました。

 

次男は、赤ちゃんの頃からアトピー性皮膚炎がひどく、痒さのため掻きむしり、ほっぺたがいつも血だらけでした。抗アレルギー剤の薬を飲んだり、軟膏を塗っても、なかなか治らず、いつも背中や首、腕を掻いていたので、肌が硬化して、よくトビヒになったものです。

 

私は子供の頃から病気ひとつしたことがなく丈夫な体だったのに、何の因果だろうか・・・と、子ども達を恨めしく思ったこともありました。

 

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東京では核家族だったので、子供の看病で外に働きに行くこともできず、育児を替ってもらうこともできず、ずっと子供たちに拘束され、息がつまりそうでした。

 

何とかして、この辛い状況から逃れたいといつも思っていました。少し成長したら、水泳を習わせたり、運動をさせて、体力をつけさせて
やりたいと思っていました。

 

病気がちだったから運動・勉強に励んだ経緯

 

16年前に家族で、東京から私の実家に戻ってきてからは、自然がいっぱいの田舎で、子供たちはご飯をたくさん食べるようになりました。

 

通っていた小学校も、小規模校で運動に熱心な学校だったので、たっぷり運動をさせてもらい、次第に体力がついていきました。

 

小さい頃病弱だったからこそ、積極的に運動をすることで、自然に長男のぜんそくも次男のアトピーも完治してしまいました。その上、運動することで、色々なことに自信がつき、勉強も積極的に頑張るようになりました。

 

今は、子育ては塞翁が馬のようなものだと思っています。何がどうなるか分からないから、目の前のことで右往左往することはないと、この歳になって思うようになりました。

 

子ども達は2人とも、今は立派な青年になりました!あの時に悩んでいたことは何だったんだろうというくらい健康です。

 

今、苦しんでいる子育て中のママ、今の苦しみは長くは続きません。どうか希望を捨てないで下さい。将来、今の苦しみがいい思い出となりますように・・・

 

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