低所得でも塾なしで子供2人を県外国立大学に進学させている母ちゃんのブログ

 自然と勉強するような子に育てる秘訣・家事・お金のこと・生き方について書いています。

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子どもの行動習慣(ルーティン)が人生を大きく変える原動力になる理由とは?

      2020/06/18

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子どもに行動習慣(ルーティン)を身につけさせていますか?簡単なようで簡単でない行動習慣についてお話したいと思います!

 

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はじめまして!管理人のぐりんです。当ブログにお越し頂き、ありがとうございます!はじめてお越しの方は、こちらの『はじめての方へ』をお読み下さい。

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鉄は熱いうちに打て!

 

『鉄は熱いうちに打て!』とは、言わずと知れた有名なことわざで、鉄は熱して軟らかいうちに鍛えるように、人も精神が柔軟で、吸収力のある若いうちに鍛えるべきであるというたとえです。

 

いい行動習慣を身につけさせたければ、何も分からない赤ちゃんの頃から、家族の行動習慣に組み込んで、行動させることが大事だと思います。

 

小学校の高学年になったら・・・
中学校に入学してから・・・
勉強させればいい、塾に入ればいいと
思っていませんか?

 

分別が分かるようになった年齢から、『さあ!勉強しましょう~!』と言っても、行動習慣が身についてなければ、『塾に入ったけど、ちっとも勉強しないのよ~』ということになりかねません。

 

むしろ、学校と塾と合わせて、1日に何時間も授業を受けることで、子どもはかなり疲労してしまいます。大人でも、2~3時間授業を受けだけで、疲れるのではないでしょうか。

 

もし、子どもの意志ではなく、親の意向で塾に行かせている場合は、子どもが学校の授業中に居眠りしたり、集中できないなど、本末転倒の弊害が出てしまう可能性もあります。

 

小さい頃から行動習慣を身につけさせましょう!

 

行動習慣が身についていれば、その時間になると、そわそわして落ち着かない、やらないと気が済まない・・・などと、そんな風に思い始めたら、こっちのもんです。

 

例えば・・・

 

起床
朝のお手伝い
朝食
朝の歯磨き
登校(家を出る時間)
学校
帰宅(家に帰る時間)
遊び
宿題
夜のお手伝い
入浴
夕食
夜の歯磨き
テレビ
ゲーム
就寝

 

といった具合に、1日の行動を細かく決めてルーティン化してしまい、家族全員で行動していきましょう!

 

もちろん、家族それぞれの行動時間はまちまちですが、食事の時間だけは出来るだけ合わせるようにして、1日のスケジュールを決めて行動し、親が率先垂範の姿勢を見せることが肝要です。

 

親の方が、夜だらだら長い間テレビを見たり、ゲームするなどという姿を子どもに見せることのないよう、子ども以上に勤勉であるべきだと思います。

 

ゲームやテレビは1日の行動習慣の一つとしてとらえ、その時間を決めてしまえば、だらだらすることもなく、逆に効果的になります。

 

子どもが楽しみにしているテレビ番組やゲームまで、勉強のために禁止してしまうことは得策ではありません!

 

勉強や習い事の後に録画したものを見たり、1時間ゲームする時間を設け、飴とムチを上手に使って、行動習慣を身につけさせていきましょう!

 

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朝勉強の効果、我が家の事例

 

行動習慣が身につけば、子どものその後の人生においても、新たに何かに挑戦する時でも、その時間を自分のルーティンに組み込むことができ、継続できるようになります。

 

我が家の子ども達は、小学校になると、自分達からチャレンジという通信教育をやりたがり、それを毎日起床後~朝の手伝いの後に実践していました。我が家では、その時間を朝チャレと呼んでました。

 

ほんの1日10分~15分くらいの時間でしたが、小学校2年から中学3年まで継続し続けていました。特に、高校受験では勉強した様子はありませんでしたが、朝チャレのおかげでかなりの学力がついていたと思います。

 

朝に通信教育で勉強することが予習になり、学校の授業は復習になっていると、子ども達が言っていました。

 

1日の勉強量が少なくても、毎日地道にこつこつ続けることが、長いスパンでみると、すごい力になります。特に、朝の15分は、夜の1時間に相当するそうです!

 

子どもは、小さい頃から地道に継続することの素晴らしさを体感していくことができます。

 

社会で活躍できる人材にするには、行動習慣をつけよう!

 

大学受験時には、1日何時間も集中して勉強できるようになっていました。学校がない休日は、1日10時間以上は勉強していたと思います。子ども達は2人とも、自分から受験する大学を決めていましたので、現役合格を目指して、よく勉強していました。

 

国公立大学を目指すには、塾に行くのも大事かもしれませんが、幼少時からの行動習慣をつけさせる方がうまくいくように思います。

 

大学受験はゴールではありません。あくまで通過地点です。子供に行動習慣をつけさせることで、その後の人生に大きく影響し、その原動力になるものと確信しています。

 

このことは、非認知能力を鍛えることにもつながります。

 

子どもを社会で活躍できる人材に成長してほしかったら、非認知能力と共に、行動習慣も鍛えていきましょう!

 

 - ルーティン