低所得でも塾なしで子供2人を県外国立大学に進学させている母ちゃんのブログ

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『非認知能力を鍛えること』を目指していた我が家の子育て!

      2020/02/10

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最近、民間企業や官公庁で見られる新規採用面接が変化していると言われています。過去には、IQや学歴に重点が置かれていたそうですが、就活生の『非認知能力』を重要視している傾向にあるそうです。

 

であるなら、我が子にも『非認知能力』を鍛えたいと思う親御さんも多いですよね!『非認知能力』を鍛えることについて書きます。

 

はじめまして!管理人のぐりんです。当ブログにお越し頂き、ありがとうございます!はじめてお越しの方は、こちらの『はじめての方へ』をお読み下さい。

 

『非認知能力』が重要視される理由とは?

 

人間が社会で生きていくのに、必要になるスキルが『非認知能力』にあると言われています。下記に、該当するスキルについて書きました。

 

①真面目さ・責任感・勤勉性(自己規律・粘り強さ・熟考)
②開放性・知的好奇心・想像力(新しいものへの親和性)
③外向性・積極性・社交性(コミュニケーション能力)
④協調性・利他性・共感性(協調的に行動できる傾向)
⑤精神的安定性・自己肯定感(不安・ストレスが少ない傾向)

 

特に、①の真面目さ・責任感・勤勉性は会社や組織を支えていくために不可欠とされています。

 

普通に生きていれば、備わっていくものとされていましたが、今では幼児期の育てられ方に非常に影響があるという研究結果が出ています。

 

「5歳までの教育が、人の一生を左右する」 とは、2000年に労働に関する計量分析手法を発展させた実績でノーベル経済学賞を受賞した、シカゴ大学教授のジェームズ・J・ヘックマンが発した主張です。この5歳までの教育とは、勉強に関する早期教育という意味ではありません。

 

非認知能力とは、具体的にはどのように鍛えたらよいのか?

 

ひと言で表現するのは難しいのですが、次のようなことについて、子どもに実践させればいいようです!

 

■目標を達成させるための「忍耐力」「自己抑制」「目標への情熱」
■他者と協力していく「社会性」「敬意」「思いやり」
■感情的な行動を抑制する「自尊心」「楽観性」「自信」

 

だそうです!昔の大家族制の中では自然と養われていたことばかりですね!現代の社会では、女性の社会進出による晩婚化・少子化の影響で、兄弟が少なくなっているので、『非認知能力』は親が意識していかないと、身につけることは難しくなっているのかもしれません!

 

我が家で実践していたこと

 

我が家では、社会が必要とする人材になることを目指して、日ごろから様々なことを子ども達に実践させながら育ててきました!

 

勉強より重視していた運動(剣道・学校での運動)や報酬制のお手伝い・行動習慣など、今から思えば、そういったことも『非認知能力』を鍛えることになったのかなと思います。そういった子育てについて、下記の通り、ブログでも記事に書きましたので、ご紹介します。

 

社会のリーダーとなる人間力を子どもにつけさせよう!

ルーティンを定着させる習慣は子どもの時から身につけさせる!

子どものお手伝いから学ぶ!人材育成のキーポイント【責任感と達成感】

自己肯定感がある子どもの成長が素晴らしい理由とは!

子どもの集中力を強化!勉強するようになるための準備とは?

子どもの生活習慣が人生を大きく変える原動力になる理由とは?

大人になってからグンっと発揮される継続する力を習い事で育もう!

子どもを育てる時は大人数と少人数、どっちが効果的?

 

大学4年生の長男が、今年就活を経験しました。おかげさまで、自分の希望する国家公務員に合格することができましたが、就職試験の二次試験では、リーダーシップを試されるような形式の面接が多かったそうです。

 

大学生になるまで勉強だけしかしてこなかった人には、ちょっと酷な面接かもしれません。グループの中で、与えられたテーマに対して、瞬時に討議したり、采配を振ったりすることは、子どもの頃から身についていないと、なかなかできないことです。

 

企業や官公庁でこのような面接形式がとられるようになった背景には、社会人生活においてクレーマーやトラブルが増える中、柔軟に対応ができる粘り強さや即戦力となる資質が、求められているのかもしれません。

 

企業や官公庁での採用が、学歴偏重になってないことは大変喜ばしいことですが、親として子どもの『非認知能力』を鍛えさせなければならないというプレッシャーを感じないよう、家庭の中で自然に身につくようにしたいものですね。

 

 - 親のあり方