お手伝いから学ぶ!子どもの人材育成のキーポイント【責任感と達成感】
2020/06/19
子どもは、お手伝いすることで多くのことを学び、色々な意味で大きく成長することができます。
子どもは、手伝いをするのが大好き!4歳くらいになったら、簡単で短時間でできるお手伝いをお願いしてみましょう。
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はじめまして!管理人のぐりんです。当ブログにお越し頂き、ありがとうございます!はじめてお越しの方は、こちらの『はじめての方へ』をお読み下さい。
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子供にお手伝いをさせてみましょう!
お手伝いをやり始めた頃は、子どもは一生懸命頑張っていますが、幼い子はうまくできない場合が多いです。
失敗しても、決して叱らないようにお願いします。少々のことには目をつぶり、大目に見て、手伝いをしたんだ!という子どもの気持ちを尊重してあげて下さい。
親のやり直しは、子どもの自尊心を傷つけることになりかねません。自信を無くし、自分から何もできない子にしてしまう危険性もあります。
お手伝いの内容は、子どもにとって簡単で、かつ重要な役割を与えてみて下さい。やり直しする場合は、子どもが見てない時にこっそりしておいて下さい。
お手伝いしてくれたことに対しては、少々大げさくらいに褒めて、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
お手伝いしても、親が知らん顔ではそのうちやめてしまうかもしれません。継続させることに意義があるので、親がうまく舵取りしていくよう心がけましょう。
お手伝いを報酬制で体感させましょう!
お手伝いは仕事として報酬制を導入することもアリだと思います!子ども達が小学校にあがると、我が家のお手伝いは報酬制になりました。
報酬制については、賛否両論ありますが、子ども達に対して、仕事においての責任を持たせたいという意味で、祖母である私の母が、子ども達に報酬をあげていました。
小さい頃から、お手伝いではなく、仕事として捉えてほしかったのです。
たとえ、新聞とり・犬の散歩・浴槽洗い・花の水やり・雨戸の開け閉めなど、簡単なことでも、母が雇い主となっている重要な仕事なので、絶対におさぼりは厳禁です。
きちんと履行できなければ、お小遣いの金額に反映します。きちんと働いた上で、月末にその月働いた報酬をもらっていました。報酬制なので、仕事の内容が悪い場合は、やり直しもさせていました。
雇い主が満足できるような仕事ができなければ、仕事をしても報酬はもらえないんだということも学ばせたかったのです。
そのため、子ども達は自分達の報酬を無駄に使うことなく、欲しいものがある場合は貯金して、ゲームなどの高額の商品を買っていたようです。
本当に欲しいものを得るために、自分が稼いでもらったお金を、貯金する習慣も身に着きました。
忙しくても手伝い(仕事)に責任を持たせる!
中学に入学すると、部活が忙しくて家の手伝いするのも、大変なようでしたが、何もしなければお小遣いがないので、朝や土日にできる仕事にシフトさせ、手伝いは継続していました。
高校生になると、学校に1時間かけて通学していました。部活後、冷たいジュースを飲んだり、学校帰りに友達とマックなどのファーストフード店に行ったりすることもあると思います。
うちの子ども達は、100円のジュースを毎日飲むと、自分の小遣いがそれだけで消えるのは嫌だと言って、水筒の麦茶で我慢し、学校帰りの買い食いも、ほとんどしなかったようです。
大学生になった今では、バイト代は全て自分達の自由に使えるお金です。金額も月に数万円になると思いますが、無駄遣いはせず、価値的なことに使っているようです。もちろん、友人やサークルでの飲み会やつきあいは価値的なことです。
自分の労働賃金を大切に使うことを学ぶ
地方の大学生は親元を離れる場合が多いので、ギャンブル・パチンコ・遊びなどにはまり、生活費を使い切り、親に無心してくる子もいるそうですが、うちの子ども達は、一切そういうことはありませんでした。
バイト代も手いっぱい使わず、何割かは貯金にまわして、投資をしてみようかとも言っています。幼い時からの手伝いでお金を使うことの大切さを学び、功を奏しているのだと思います。
長男・次男も、大学に入学してから始めた小さな居酒屋のアルバイトを2年半勤めて、最後はリーダーとして複数のアルバイト生を束ねる役割を任されていました。
現在のバイト先も経営者の方から、大変かわいがって頂き、親として感謝の思いでいっぱいです。
新入社員で入社しても、すぐ辞めてしまう子が多い中で、バイトでも無遅刻無欠勤を通し、責任ある仕事ができた息子達を誇りに思います。
お金の使い方、仕事としての責任感を学せるいい機会になる家庭でのお手伝い、ぜひ導入してみて下さいね。