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ゴールデンエイジに運動する効果が凄すぎる!子どもと自分の体験から言えること。

      2020/06/18

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ゴールデンエイジの運動が、子どもにとても有益なので、親として積極的に運動をさせたいと思っていました。

 

我が家の子ども達が通った小学校は、田舎にある小規模校です。全校生徒で70~80人だったと記憶しています。1学年では、10人いればいいくらいでした。ゴールデンエイジについて書きます。

 

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はじめまして!管理人のぐりんです。当ブログにお越し頂き、ありがとうございます!はじめてお越しの方は、こちらの『はじめての方へ』をお読み下さい。

 

ゴールデンエイジとは?

 

スポーツのトレーニングに1番適した年代のことを言います。主に9〜12歳頃(小学4〜6年生)がゴールデンエイジと呼ばれ、成長期に入り運動能力が大きく伸びる時期になることから、積極的かつ効果的なトレーニングをすることにより、大きな成長が期待できる時期のことです。

プレゴールデンエイジ(3歳~8歳)
運動における様々な経験を経て、基本的な運動動作を身につける時期で、自分が思う動作ができなくても、この時期に多種多様な運動や遊びをさせることが、その後において非常に有効である。

ゴールデンエイジ(9歳~12歳)
プレゴールデンエイジの間に、基本的な動作を身につけておくことで、自分が思ったような動きができるようになる時期。今までできなかったことが、突然できるようになるなど、スポーツの技術・センスなど大きな成長が見込める時期。

ポストゴールデンエイジ(13歳~14歳)
この時期までに、子どもの運動神経系統はほぼ9割がた完成されているので、急激な成長は見込めなくなるが、考えながら練習するなど、技術の習得と基本練習の両方を取り組むことで、高い技術力が身につく時期。

 

自分が運動してきて思うこととは?

 

実は、私も同じ小学校の卒業ですが、私が子どもの頃から、運動に関して熱心な学校でした。

 

今から思えば、ゴールデンエイジ時期に運動にしっかり取り組むことが、子どもの身体能力に大きな影響を与えるので、学校の方針として取り組んでいたのだと思います。

 

私は、この小学校に小学5年で転校して来ました。それまで、隣町にある大規模小学校に通っていた私は、成績も運動も中くらいの取り柄のない子どもでした。

 

大規模小学校では、1クラス40人×3クラスくらいあって、学年で100人以上の生徒はいましたので、市で行われる陸上や水泳、ミニバスケット大会には、運動神経のいい子ばかりが選出されていました。運動能力がパッとしない私には、そのような競技大会にはお呼びがかかるはずもなく、大会があることすら知りませんでした。

 

そんな私が、小学5年で転校した小学校は、生徒数も少ないため、町で開催される大会にむけて4年生以上全員が強制的に毎日練習させられていました。

 

練習の結果、選抜で出場選手を決めていましたから、運動神経がパッとしない子でも、みんなそれなりに運動できるようになっていきました。

 

今まで、運動能力が目立たない私でしたが、ゴールデンエイジの時期に、年間通して水泳や陸上、ミニバスケットを練習することで、ぐんぐん運動能力が向上していきました。その結果、水泳も陸上でも、それなりに記録を出すようになり、代表として大会に出場することができました。

 

水泳も陸上もミニバスも、大きな大会では実績は残せませんでしたが、ゴールデンエイジにしっかり運動したおかげで、筋肉や骨格が丈夫な体になりました。また、学校の体育の先生に、運動能力を認めてもらい、大会でも力を発揮することができるようになりました。

 

達成感と自信がつき、性格も前向きで明るくなり、運動以外のことも何事も積極的になっていきました。

 

運動してきて得られることとは?

 

中学校に入学すると、さらに勉強面で著しい成長が見られました。運動でついた自信が、勉強方面でも発揮され、その後の人生に大きく影響を与えてくれました。

 

その経験から、私は、子ども達も絶対に小規模校に入学させたくて、長男が小学校入学前に地元に戻ってきました。

 

地元の小学校は、20年以上経っていても、運動に熱心な伝統がそのまま残っていましたので、我が家の子ども達も低学年のうちから、運動で鍛えて頂きました。おかげで、子ども達もゴールデンエイジにたくさん運動をすることができました。

 

都会にある小学校では、スイミングスクールに通わなければ、泳げるようにならないと聞きます。田舎の小学校で水泳を鍛えてもらった私も息子達も、おかげで今でも水泳は得意です。

 

我が家の子ども達は、5月の肌寒い時期から水泳練習が始まり、1日2kmは泳がされていたそうです。小雨の降る寒い日に、寒さで手足がつり、体が動かないのに、延々と泳がされ、泣きながらこなした練習は、今まで生きた中で一番辛い思い出だと言います。

 

当時、心を鬼のようにして、鍛えて下さった先生方にとても感謝しています。小学校での運動は、我が家の子ども達の体と心の成長にとても大きな影響を与えてくれました

 

ゴールデンエイジの間は、とにかく運動をさせた方が、結果的にいい方向にいくことを実感しています。運動で実績を残せなくてもいいのです。目標に向かって毎日練習を積み、自分の弱さと闘う訓練をすることで、子どもは、メンタル面も強くなっていくことができるからです。

 

現在では、スポーツ科学や心理学において、ゴールデンエイジ理論が確立されています。ゴールデンエイジに大きく成長するには、プレゴールデンエイジの間にしっかり外遊びなどで基本的な動作を身につけておくことが重要です。

 

最近は、ゲームばかりしてこもりがちな子ども達ですが、親から声をかけたり、一緒に遊ぶなどして、昔ながらの外遊びやボール遊びでしっかり鍛えておきたいものです。

 

 - 学校での運動