低所得でも塾なしで子供2人を県外国立大学に進学させている母ちゃんのブログ

 自然と勉強するような子に育てる秘訣・家事・お金のこと・生き方について書いています。

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大学入学準備金いくら必要になるの?我が家の場合を公表します!

      2020/02/10

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早いもので、今年度大学受験のためのセンター試験まで2カ月を切りました。この頃になると、親は、子どもの受験にハラハラしながらも、大学に入学するためにはどれくらいのお金が必要なのか、初めてのお子さんの場合は特に心配になってくると思います。

 

学資保険で準備されているご家庭は安心ですが、学資保険に加入してないご家庭もあると思いますので、心配になりますね。大学入学準備金について書きます。

 

はじめまして!管理人のぐりんです。当ブログにお越し頂き、ありがとうございます!はじめてお越しの方は、こちらの『はじめての方へ』をお読み下さい。

 

大学入学準備金とは?

 

大学入学準備金は、出願からセンター試験受験も含め、大学に入学するまでに必要な全ての経費のことを言います。もし、学資保険をかけてない場合は、最低でも入学準備金くらいは準備しておきましょう!

 

我が家は、16年前に実家に戻ってきて、夫が起業したため、学資保険も解約して起業資金にまわしてしまいました。

 

起業後、保険に加入しようとした頃、子ども達はぜんそくがひどくて、保険に加入できず、教育資金は自前で準備しないといけない状況でした。

 

大学入学準備金はどれくらい必要?

 

大学入学準備金は、国立大学か私立大学、自宅生か下宿生(アパート・マンション暮らし)かで、かかる費用はかなり違ってきます。また、大学の学生寮に入寮した場合もかなり差があります。

 

我が家は、今まで記事の中でお話ししましたように、子ども2人とも国立大学の大学寮に入寮していますので、入学準備金などの経費もかなり抑えることができました。

 

学生寮については、こちらを参考にして下さい!

【学生寮】メリットだらけ!安心安全で快適・自由な暮らしのススメ!! 母親必見!大学生一人暮らしの生活費を抑える秘訣とは?

 

このブログでは、低所得世帯の方に向けて記事を書いていますので、授業料が安い国立大学について説明させて頂きます。

 

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この表は、『大学生協の「2015年度保護者に聞く新入生調査」』を参考にしています。赤枠は、長男が大学入学時にかかった経費を入力しました。

 

我が家は、国立大学しか受験しないと決めていたので、私立併願はしていません。そのため、出願費用も少なめです。子どものクラスでは、関東の私立大学に複数併願している子がいて、出願料だけで10万以上、また受験にかかる費用も数10万かかった子もいたそうです。

 

長男も次男も、国立大学は1校しか受験していないので、2次受験費用もあまりかかりませんでした。

 

大学への納付金は、入学金(国立大学は一律282000円)と寄付金です。意外とかかるのが、パソコンや電子辞書代です。学校生協指定の商品だと、故障した場合のサポートがあるので、少々高めですが、購入しました。

 

住まい費用は、学生寮の入寮金と前払い賃料です。月額家賃が1万円台なので、アパートよりかなり安くて助かりました。

 

また、学生寮には、エアコン・学習机・ベッド・クローゼット・棚が備えついているので、家具代もかかりませんでした。

 

それに洗濯機も共同のコインランドリーがあるので、電化製品で購入したのは、テレビと小さな冷蔵庫・スタンド型の掃除機くらいでした。

 

我が家の大学入学費準備金とは?

 

先の表にもあるように、長男の場合の入学準備金は100万以内で収まりました。これは、自宅外生としてはかなり安い方だと思います。やはり大学の学生寮に入寮出来たことは、経費的に助かりました。

 

また、次男は都会のマンションのような学生寮だったので、月額家賃が長男より高かったり、通学にバイクが必要になったりしましたので、長男の場合より大学入学準備金が20万円増しになりました。

 

結果的に言いますと、大学入学準備金としては、最低でも100万円以上は準備した方がいいと思います。100万円ほど準備さえすれば、あとは日本学生支援機構の奨学金や国の教育ローンで何とかなります。

 

我が家は、子ども達が小学生の頃は住宅ローンの返済もあり、貯金できない状態が続き、学資保険もなく、子どもの教育費も全くありませんでした。

 

それでも、子ども達が中学生になる頃には、月に5千円~1万円の教育資金積み立てを始め、余裕が少しあるときは増額して、大学受験前には目標の100万円を積み立ててきました。

 

子ども達が、2人とも国立大学&学生寮入寮という条件をクリアしてくれたので、低所得世帯でも何とかなりました。そうやって、大学進学に送りだした長男も、来年の春卒業して、国家公務員の職に就いてくれます。

 

低所得世帯のご家庭では、大変かと思いますが、今は児童手当も増額・期間も延長されていますので、児童手当を利用するなどして、とにかく大学入学準備金は、100万円以上は用意することをおすすめします。

 

 - 大学初期費用