企業が求めるポテンシャル採用!ますます非認知能力が重視される理由とは!
2020/02/11
今年度は、バブル以降で一番就職率がよいとされ、売り手市場と言われていますが、優秀な人材を確保したい大手企業や官公庁の学生に対する視線は依然と厳しいようです。
企業の採用担当者から見た採用の合否ポイントはどんなところでしょうか?ポテンシャル採用について書きます。
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Contents
ポテンシャル採用とは?
ポテンシャル採用とは、実績や経験を重視した採用とは異なり、潜在能力を重視した選考を行うことです。
リーマンショック以後、新卒採用枠を狭めていた企業で20代の人手不足が深刻化し、社員の年齢構成の歪みを解消するために、可能性を秘めた20代の人材を積極的に採用していると言われてます。
選考時の決め手になるのは、やはり潜在的な非認知能力と言えます。では、企業が求めるポテンシャル(潜在能力)とは何でしょうか。
チャレンジ精神
チームワーク力
コミュニケーション力
リーダーシップ力
主体的行動力
グローバル素養
と、おおまかに挙げられます。これらを見て感じることは、企業は決して学力や学歴の高い学生を求めているわけではないことが分かります。
反対に、部活動やボランティア活動経験のある人材が求められているようです。また、大家族の中で兄弟にもまれている人材も、上記のポテンシャルを備えているようです。
部活動で培われる忍耐力について
また、最近の研究では、部活動やボランティア活動を経験した人の方が、経験してない人より将来の年収が高くなっているという研究結果があるそうです。
そうであるなら、中学・高校において、テストの点数が落ちてきたからと言って、部活動を辞めて勉強だけに専念してしまうのは、将来的にはマイナスになる恐れがあります。
以前、会社で人事担当をしている人から聞いた話ですが、部活動で華々しく活躍してきたスター選手より、逆にレギュラーに入れなくても部活動を最後まで続けた学生を高く評価する人事担当者が多いということです。
勉強は、頑張ったら頑張った分だけ成果は出るけれども、部活動では、どんなに頑張ったとしても努力が報われないことも多いですよね。
そんな場合でも、自分のモチベーションを切らさずに頑張り続ける忍耐力やチームに貢献できる協調性が、企業の求めているポテンシャル能力と言えるようです。
子どもにはできるだけ運動をさせ、しなやかで強靭な精神力をつけさせてあげたいものです。