低所得でも塾なしで子供2人を県外国立大学に進学させている母ちゃんのブログ

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『家庭料理はお母ちゃんからの応援歌』に隠されたエピソードとは!

      2017/06/12

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家庭料理に勝る料理はありません。

 

家庭料理のことで、忘れられない言葉があります。それは、タイトルの『家庭料理はお母ちゃんからの応援歌』という言葉です。

 

この言葉には、悲しいエピソードが隠されています。でも、心がほんわか温かくなる話です。

 

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はじめまして!管理人のぐりんです。当ブログにお越し頂き、ありがとうございます!はじめてお越しの方は、こちらの『はじめての方へ』をお読み下さい。

 

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長男の中学校で研修会

 

我が家の長男が中学3年の時、中学校の研修役員になった私は、年に1度の学年全体での研修会を企画することになりました。

 

色々考えた結果、『思春期の心と体について』という内容の研修会を企画し、市役所の保健師さんに講演してもらうことになりました。

 

事前に、生徒達に協力してもらいアンケートを実施し、その結果を元に、保健師さんから思春期の子ども達について、色々話してもらいました。

 

講演は、生徒と保護者両方が聞くことができるように、参観日の後に日程を設定し、会場では生徒も保護者も熱心に聞いてくれました。

 

講演は、とても分かりやすい内容だったので、保健師さんのおかげで、研修会は大成功でした。

 

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保護者相談会での高齢女性の悩み

 

講演の後、思春期のお子さんについて、悩みや相談があればと席を設け、10人ほどのお母さん方が残りました。その中に70歳前後の高齢女性がおられました。

 

悩み相談会は、思春期の子供にどう向き合ったらいいか、お母さん方が苦悩している話が出るなど、保健師さんから的確なアドバイスを受け、お母さん方は安堵の表情を浮かべていました。最後にその高齢女性の番がまわってきました。

 

その高齢女性の娘さんは、当時中学2年の息子をおいて、癌で40代という若さで急逝してしまったとのこと。

 

思いがけず、思春期の男孫を育てることになったその女性は、孫に対して色々と心を砕くも、母親を失ったショックと思春期とが重なり、家ではほとんど何も話さなくなってしまったそうです。

 

家の中では会話もなくて、何をどうしていいやら、その女性は、大変困っていると涙ながらに訴えていました。

 

その高齢女性は、『自分は娘しか育てたことがないから、男の子をどうやって育ててよいか分からない。孫は何も話さないから会話もない。とても悩んでいる』と辛そうに胸の内を話してくれました。

 

秀逸すぎる高齢女性へのアドバイス

 

保健師さんは、最後までその高齢女性の話をうなずきながら聞いて、最後に優しく言いました。

 

『おばあさん、娘さんを亡くされて本当に大変でしたね。思いがけず男の子を育てることになり、ご苦労も多いことかと思いますが、あれこれすることはありません!』

 

『思春期だから、色々言ってやりたくなる気持ちもあるかもしれませんが、大切なのは、毎日美味しい食事を作ることですよ!それだけで、お孫さんは励まされるし、頑張っていけるんですよ。』と言われました。

 

『家庭料理は、お母ちゃん(おばあちゃん)からの応援歌ですからね!』とにっこり保健師さんが言われ、その高齢女性は安心したかのようにうなずかれていました。

 

その場にいた人全員が、保健師さんと高齢女性のやり取りに感応し、涙しました。私は今でも、その場面を思い出すと、胸が熱くなり、涙が出そうになります。

 

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その後の高齢女性とお孫さん

 

その後、風の噂で、男の子が地元進学校に入学し、部活動にも頑張っているという話を聞きました。高校では、文武両道に励み、推薦で大学進学したということでした。

 

私は、その話を聞き、きっと高齢女性がその時の保健師さんのアドバイスを守り続け、お孫さんを必死に育てられたのだろうと思いました。70歳を過ぎてから、高校生を育てて行くのは大変です。40代の私でも、かなりしんどいことです。

 

最近になって、私はその高齢女性に会うことがありました。思った通り、あの時の保健師さんのアドバイスを守り、食事作りを頑張り抜き、どんなに部活の遠征で早く家を出る時があっても、お弁当作りをかかさず、また毎日の食事にもできるだけ心を配っていたということでした。

 

子供が中学校・高校に進学すると、母親は老婆心から子供に口うるさく説教してしまいがちですが、思春期の子どもには黙って美味しい食事を作って見守ることが、親として一番大切な仕事なんだということを、あの時の保健師さんからのアドバイスで学びました。

 

私も、我が家の子ども達の受験の時には、あの時のアドバイス通り、ただただ毎日美味しい食事作りに励みました。それが功を奏したかどうか分かりませんが、2人とも自分の希望通りの大学に合格、進学することができました。

 

『家庭料理はお母ちゃんからの応援歌』素晴らしい言葉です!心を配って、手間をかけた愛情料理を作ることで、子ども達も家族も、料理に込められた母親側の思いを受け取り、頑張ってくれるようになるんですね!

 

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