自己肯定感が低い人のマインドブロックは子ども時代の環境に影響する!
2020/02/10
大人になって、新たなことに挑戦しようとしても、マインドブロックがかかっている人はけっこういます。
その新しいことは、自分にとって役立つことやステップアップできる内容だと分かってても、今いる環境から一歩踏み出すことができないでいるのです。マインドブロックについて書きます。
はじめまして!管理人のぐりんです。当ブログにお越し頂き、ありがとうございます!はじめてお越しの方は、こちらの『はじめての方へ』をお読み下さい。
マインドブロックとは?
人間は、顕在意識の中で目標に向かって行動しようとしても、潜在意識の中で恐れや不安があり、前に進めないことがあります。自分を変えたいけど、変えられない。前に進みたいのに、進めない・・・といった具合です。
いつも同じ失敗ばかりを繰り返してしまったり、なかなか実行に移せない人は、マインドブロックが妨げになっている可能性があります。
マインドブロックがある人は、特に第2次世界大戦前後生まれの人や毒親と言われる親に育てられた人に顕著な現象です。
戦争の前後では、家庭の中で男親の影響力が大きく、女子は、男子はこうあるべき!学校・就職・結婚はこうあるべき!という考えやしきたりが根強く、自分の思い通りに生きにくい時代でした。
また、毒親に育てられた人は、毒親の支配下の中でしか生きることが許されませんでした。
そのため、子どもの頃から自分のやりたいことや興味のあること、本来の自分に対してふたをして押し殺してきたため、大人になっても、自分を肯定する気持ちが低い人が多いようです。
自己肯定感の高い人とは?
それでは、逆に自己肯定感の高い人はどんな人でしょうか?
『自分はこの世のかけがえのないたった一つの存在である』『どんな自分でも自分が大好き』と、自分で自分を肯定出来る人、ありのままの自分を受け入れられる人を言います。
自己肯定感の低い人とは反対に、親から自分の存在を十分認められて育てられており、自分の本来の性質通りに生きることができています。
自己肯定感が高い人は、チャレンジ精神が旺盛で、行動力があります!他人と自分を比べることがなく、過去の自分と比べます!自分のことが大好きだから、他人のことも認めることができます!
自己肯定感の低い人とは?
自己肯定感の低い人の特徴は、自分に自信が持てず失敗を恐れて挑戦できないと言われています。
『どうせ自分なんか・・・』『何やってもだめ』というネガティブ発言が多く、常に自分に自信がないので、他人の目が気になって仕方ありません。自分のことが嫌いです。
自己肯定感の差はなぜできたか?
自己肯定感の有無は、子ども時代に育てられた環境に原因があります。
特に、育児に従事している母親の影響はかなり大きいです。常に、母親からネガティブな言葉を浴びせられたり、『お前なんか、○○したってダメだ』『○○ちゃん(兄弟や友人の名前)はできるのに、どうしてお前はできないの?』などと、子ども心に傷つく言葉や態度を嫌というほど浴びせてきます。
そういった心の傷が、潜在意識の中に閉じ込められ、『自分なんか、何をしてもだめだ』と自分の気持ちをブロックしてしまうのです。
マインドブロックの外し方とは?
どうやったら、マインドブロックは外れるのでしょうか?ネットで検索すると『ブロックバスター』という人もいますが、自分でも自己暗示をかけることができるそうなので、ご紹介します!
まず、何か新しいことに挑戦するときは、『自分は大丈夫!必ずできる!』『失敗しても、大丈夫!一歩踏み出したこと自体がすごい!』と自己暗示をかけてみましょう!
成果だけでなく、うまくいかなくても頑張った経過もほめてあげましょう!
そうやって、何かあるたびに、自分のことを自分でほめてあげていれば、きっとマインドブロックも外れてくるようです。
『アイデンティティ(存在意義)』への欲求が、人間が生きる上でとても大切なことです。
親の何気ない言葉や態度が、子どもの人生を大きく変えてしまうほど影響力があります。現在子育て中の方は、ぜひお子さんの自己肯定感を高めてあげて下さいね!