家庭をポジティブな言葉で満たしていこう!
2020/06/19
先日、『世界一受けたい授業』というテレビの番組の中で、学級崩壊立て直し人として、今や全国からオファーが、ひっきりなしの菊池省三先生の講義を聞きました。
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はじめまして!管理人のぐりんです。当ブログにお越し頂き、ありがとうございます!はじめてお越しの方は、こちらの『はじめての方へ』をお読み下さい。
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なぜ学級崩壊は起こるのか?
子どもは自信がなくなると、投げやりになってしまい、何事にもやる気がなくなり、暴れたり、いじめが横行したり・・・やがては、学級崩壊に繋がっていくそうです。
菊池省三先生は、全国の小学校を回り、以下のことを行うと、次第に学級が落ち着きを取り戻し、子ども達に笑顔が戻ってくるというのです。
①毎日、生徒一人を壇上に上がらせて、クラス全員でその子のいいところ、頑張っているところを褒めてあげること!
②クラスをよくするための係(会社)を作り、企画・立案・実行・カメラでその状態を撮影して、どんどんクラスの質を向上させる運動をすること!
③自分たちにとって、いい言葉・悪い言葉を考えて、目のつきやすい場所にその言葉を掲げることで、いい言葉を積極的に使い、悪い言葉を使わないようになること!
とても素晴らしい活動だと思います!人は、いい言葉に満ちていれば、自然と素晴らしい行動ができるようになり、逆に悪い言葉・嫌な言葉を言われ続けると、自信がなくなり、行動が荒れてくるそうです!
家庭も学級と同じこと
であるなら、家庭もいい言葉(ほめる言葉・前向きな言葉・やる気が起こるような言葉)で満たしてあげれば、子ども達はいい方向に成長してくれるってことですよね!
子どもだけでなく、大人でも褒められたら嬉しいのですから、子どもはなおさらですね!褒められて育った子どもは、自己肯定感に満たされ、自分の行動にも自信がみなぎってくるといいます!
褒めることは自己肯定感の栄養
以前、自己肯定感について記事を書きました。『自己肯定感がある子どもの成長が素晴らしい理由とは!』
子どもは褒められると、自己肯定感がどんどん増してきます!私は褒めることも褒められることも大好きです!
心底思ったことしか褒められなくて、お世辞は言えませんが、褒めすぎ!と言われるくらい、手放しで褒めてしまいます!
時々、『うちの子、褒めるところなんか何一つないのよ!』と言うお母さんもいますが、どうか騙されたと思って、子どもにもだんなさんにも、褒め言葉のシャワーをふんだんに使って、家庭をいい言葉(ポジティブな言葉)で満たしてみませんか?きっと、予想もできないようなすごいことが起こるかもしれませんよ!
褒められることでドーパミンが多く分泌される
褒められて喜びを感じることで、快感を産み出す脳内物質ドーパミンが分泌されます。
脳は、その快感を繰り返そうとして、脳内に新しい神経回路網を形成しようします。
それにより快感を生み出す行動が次第に習慣となり、繰り返すことで、その行動が上達していき、結果的に褒められる快感が、次の行動の刺激になる好循環となっていくそうです。
ポジティブな言葉で家庭を満たしていけば、みんなが幸せになれますね!
子どもをよくするも悪くするも、親の言葉次第なので、そこのところ、気をつけていきたいものです!