子どもの教育費が高すぎる!大学進学費にがく然とした!
2020/06/19
子供が生まれたら、考えなければならないことの一つに、将来大学に進学する場合を想定して、教育費をどうやって積み立てていくかということです。ここでは、教育費や学資保険について書いています。
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大学進学でかかる学費と生活費
下表は、年間に大学でかかる学費と生活費について、まとめたものです。
■国立大学 1年間:約160万円
4年間:約640万円
■公立大学 1年間:約150万円
4年間:約600万円
■私立大学 1年間:約200万円
4年間:約800万円
これは、子供1人の場合です。もし、兄弟が同時に大学進学してしまったら、想像しただけで恐ろしいことになりそうですね。
必要なのは、これだけではありません。受験シーズンになると・・・
■受験にかかる経費
(受験料・交通費・宿泊費など)
■入学にかかる経費
(入学料・アパート関連・家具・
引っ越し代など)が別途にかかります。
子供の大学進学費って底なしですよね!そのため、できるだけ早くから準備していけば、家計にかかる負担もかなり違ってそうです。
(単位:円)
区分
|
学費
|
生活費
|
合計
|
||||||
授業料
その他の 納付金 |
修学費
通学費 活動費 |
小計
|
食費
住居 光熱費 |
衛生費
娯楽費
し好費 他日常費 |
小計
|
||||
大学学部 | 昼間部 | 国立 | 522,800 | 150,900 | 673,700 | 542,100 | 348,100 | 890,200 | 1,563,900 |
公立 | 536,200 | 145,900 | 682,100 | 441,900 | 348,200 | 790,100 | 1,472,200 | ||
私立 | 1,154,400 | 165,300 | 1,319,700 | 313,600 | 343,900 | 657,500 | 1,977,200 | ||
平均 | 1,013,700 | 161,800 | 1,175,500 | 359,700 | 344,900 | 704,600 | 1,880,100 | ||
大学院 | 修士課程 | 国立 | 493,300 | 130,700 | 624,000 | 632,200 | 381,700 | 1,013,900 | 1,637,900 |
公立 | 514,100 | 162,400 | 676,500 | 467,200 | 420,200 | 887,400 | 1,563,900 | ||
私立 | 898,100 | 184,100 | 1,082,200 | 449,900 | 396,900 | 846,800 | 1,929,000 | ||
平均 | 636,700 | 151,400 | 788,100 | 558,100 | 389,500 | 947,600 | 1,735,700 | ||
博士課程 | 国立 | 424,900 | 221,500 | 646,400 | 791,400 | 613,100 | 1,404,500 | 2,050,900 | |
公立 | 476,700 | 254,800 | 731,500 | 671,400 | 706,300 | 1,377,700 | 2,109,200 | ||
私立 | 640,600 | 301,200 | 941,800 | 715,900 | 674,900 | 1,390,800 | 2,332,600 | ||
平均 | 478,600 | 242,000 | 720,600 | 767,200 | 632,500 | 1,399,700 | 2,120,300 | ||
専門職学位課程 | 国立 | 646,500 | 186,100 | 832,600 | 629,200 | 442,300 | 1,071,500 | 1,904,100 | |
公立 | 544,000 | 203,400 | 747,400 | 423,900 | 517,900 | 941,800 | 1,689,200 | ||
私立 | 1,150,700 | 216,900 | 1,367,600 | 558,000 | 448,400 | 1,006,400 | 2,374,000 | ||
平均 | 962,400 | 206,200 | 1,168,600 | 576,800 | 448,900 | 1,025,700 | 2,194,300 |
※独立行政法人日本学生支援機構
「平成24年度学生生活調査」より引用
学費として学資保険を貯めること
金融商品として預金金利は低く、安全確実に貯める方法では、大きく増やすことは難しい時代です。
低金利時に学資保険のような長期の金利固定商品に加入してしまうと、金利上昇時の変化には対応しづらいという見方もありますが、それでも何もしないより、こつこつ長い時間をかけて積立ていけば、家計への負担も軽くなります。
加入の時期により、学資保険の保険料は変わってくるので、事前に見積もりしてもらうといいでしょう!
契約者(保護者)と被保険者(子ども)の年齢や条件によっても変動があります。現在では、妊娠中(出産140日前から)でも加入することができます。
契約した時点で保障が始まるため、出産前に契約者(父親)が死亡などの状態になった場合、以降の保険料は免除され、保険金を受け取ることができます。
妊娠中にパートナーが亡くなることは考えたくはありませんが、早めに加入することで得られるメリットです。
赤ちゃん時代から学費の準備を始めること
教育資金準備をライフプランに沿って考えると、子供にお金がかからない赤ちゃん時代は、頑張らなくても貯蓄を増やしていけます。
子供が成長するほど、塾や学校にお金がかかるのでやりくりがきつくなったり、また、住宅建築後の住宅ローン返済とのかねあいもあり、子供が中学生になると通塾するなど出費がかさなり、貯蓄ができなくなる家庭も少なくありません。
そのため、学資保険は教育資金としてかなり有効だと思います。
我が家の場合は、長男が5歳・次男が3歳に田舎に戻ってきて、主人の起業と部屋や事務所のリノベーションでかなりの出費があり、それまでに貯めてきた貯金だけでは足りず、学資保険を解約して建築費に充当したため、子ども達の教育資金は全くゼロの状態でした。
そんな我が家でも、2人とも大学進学させることができていますので、安心して下さい!そのことには、秘訣があります!その秘訣については、後々お話しようと思います。